





















都内マンションのリノベーションで、ご夫婦 2 人と猫 2 匹が暮らす住まいです。解体跡、躯体が顕になったおよそ正形の平面中央に寝室の箱を配置し、角度を振るようにして外周に居場所を作り出す配置計画としました。
このプロジェクトでは、素とは何か、地のまま本質であることとは何かを考えました。
ここで言う ” 素地 ” の一つは、「素地を生かした素材使い」のこと。 内装解体後に現れるコンクリートの躯体は、建物そのものであり、化粧されていない空間の素地状態です。コンクリートの質量に見合う、質量や肌理のある間仕切り仕上げと、材料の選定を行ないました。
そしてもう一つの ” 素地 ” は、「暮らしの ” 地 ” としてとして素な空間である」こと。 着飾りすぎず、シンプルでありながら品があり、整いすぎない余白と粗さを残した素地的空間であることが、これからの暮らしの手入れを受け止め、ライフステージに合わせて姿を変えることもできるような、生活のベースになることに期待します。