















横浜は白楽に誕生した、bookpondの店舗改修PJ。
本に囲われた空間に身を置き、本を手に取り、脳内で自由に旅をするような「アジール」。
本をきっかけに、人や物、時間や情報が蠢く、偶然性を取り込んだ唯一の生態系を育てるような「庭」。
一見対照的にも捉えられる二つの場所が重なり合う環境を考えました。
異世界だけど開かれていて、一人も複数人も心地よく共存できる大小の居場所があること。そして、集まっているけど、どこか発散的で収束し得ない状態とは。
元ブックカフェだった間取りや一部内装はそのままに、書店に必要不可欠な本棚の設置による空間のアップデートを試みました。
小さく密度あるアジール空間を作り出すよう、部屋の輪郭を描く本棚を店舗入り口に配置。日常生活から、一歩お店に踏み入れた際、感情を静かに動かす導入空間となることを想定しました。
アジールと隣り合う「庭」空間では、本にまつわるトークイベントやワークショップ、コワーキング等、あらゆる利用シーンが想定されました。フレキシブルな空間でありながら、アジールの世界観が滲んで重なることを意図しています。
この場所を訪れる人々が、“まちの書斎“を共有して繰り広げる、超日常で特別な、慕わしい風景を目指して。
| 竣工 | 2025.07 |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県横浜市 |
| クライアント | 小池真幸/bookpond |
| 用途 | 書店など |
| 設計期間 | 2025.03-2025.05 |
| 施工期間 | 2025.06 |
| 延床面積 | 44.67㎡ |
| 施工 | シャンティアートワークス |
|---|---|
| クリエイティブディレクター | 守屋輝一/株式会社きいちのメモ |
| 設計協力 | studio PSHKE |
| 写真 | 倉本あかり |