働くを、魅せる
「Vivid worker’s place」と名付けられたこのプロジェクトは、「外で働く」をテーマにした実証実験。企画を行うYADOKARIと協働し、働く姿を魅せるアウトドアオフィスを具体化した。
グランモール公園は、みなとみらいで働くワーカーの利用が多い。その他、観光客、周辺マンションに居住する住人の買い物利用など多様な人がそれぞれの目的で行き交う場所だ。
コロナ渦にあって在宅ワークも加速した昨今、ワーカーの利用が減少したこのエリア。新たに「外で働く」という新しい文化をつくりだし、人の流入に繋げたい考えだ。通り道である中央通路に沿って、歩くと次第に多様な働く風景が見えてくるようショーケースやワークデスクを左右に分散させ、既存の公園ベンチでくつろぐ親子の居場所と共存できるよう配置した。
自分が働く姿を魅せるための舞台として、「働く」を想起させるワークデスク既製品に対しビビットカラーを採用し、既成概念を払拭する視覚的なしかけを施した。
竣工 | 2021.05 |
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所在地 | 神奈川県横浜市 |
クライアント | 三菱地所株式会社 |
用途 | イベント会場設計 |
設計期間 | 2020.11-2021.04 |
施工期間 | 2021.04-2021.05 |
敷地面積 | グランモール公園内 |
制作企画 | YADOKARI.Inc |
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制作補助・指導 | アキナイガーデンスタジオ |